こんにちは!これから外国人と一緒に仕事をするかもしれないあなたへ。
ちょっと緊張しますよね。私もかつて、30か国語の翻訳プロジェクトで世界中の人と関わってきました。英語でやり取りしながら、現地の翻訳者にその国の言語で本を作ってもらう仕事です。その経験から、外国人と働く「リアルなむずかしさ」と「隠れた楽しさ」をたっぷりお届けします。
現場でしかわからない話や、多言語の奥深さ、そして個人的に愛してやまない日本語の魅力も織り交ぜて、あなたの心が少し軽くなるようなブログにしてみました。
英語の壁より高い「文化の壁」
外国人と仕事する時、「英語ができないと無理でしょ」って思うじゃないですか。でも、ぶっちゃけ英語はなんとかなります。片言でも通じるし、「Sorry, my English is not good」って笑顔で言えば、相手も「OK, no problem!」って返してくれることが多い。
本当の壁は、英語じゃなくて「文化の違い」。日本人の「こう動いてくれるよね」という期待が、外国人にまるで通じないんです。
例えば、私が関わったプロジェクトで、インド人の翻訳者に「来週までに原稿お願いね」って伝えたら、「OK, OK!」って明るく返事してくれたのに、当日になっても音沙汰なし。催促したら「家で飼ってる猫が家出しちゃって…有給休暇を取ってた」って。最初は「え、マジで?」ってイラっとしたけど、彼らにとっては「家族>仕事」が当たり前なんだと気づいてからは、「じゃあ、次は早めにリマインドしよう」って切り替えました。
現場で学んだのは、相手のペースに合わせる柔軟さが命ってこと。
日本人の「締め切りは絶対」「言わなくても察して」は、海外では通用しないんですよ。
多言語の魔法:たった一言で心をつかむ
外国人と働くなら、相手の母国語を少し覚えるのが最強の武器。挨拶とか「ありがとう」だけでもいいんです。
例えば、インド人と一緒に仕事してた時、「ナマステ!」って言ったら、相手が目を輝かせて「Oh, you know Hindi!」って喜んでくれた。それだけで、その後の打ち合わせがめっちゃスムーズに進んだんです。
韓国人の同僚には「カムサハムニダ」、ドイツ人には「ダンケ」って言ってみたり。発音が下手でも、相手は「努力してくれてる!」って感じてくれるから、信頼が一気に深まる。
多言語って、深掘りすると果てしない世界で、正直「うわ、覚えきれねえ!」ってなる時もある。でも、その大変さ以上に、相手の文化に触れる楽しさがあって、どんどんハマっちゃうんです。
まるで言葉一つで小さな旅をしてるみたい。
ただ、私はやっぱり日本語が大好きで。
たとえば「お疲れ様です」って、労いと敬意が一言に詰まってるなんて、他の言語じゃ味わえないよね。でも、外国人に「至らぬ点も多々ありますが」なんて謙遜すると、「え、自信ないの?」ってガチで心配されるから、グローバルな場面では「I’ll do my best!」くらいストレートに言ったほうがいい(笑)。日本語の繊細さは宝物だけど、使いどころを考えないとね。
現場でしかわからないリアルな話
外国人と働く現場って、教科書じゃ絶対出てこないことが山ほどあります。
- 時間の感覚が違いすぎる
日本人は始業時間前から準備して、終業後も残業するのがデフォ。でも、ヨーロッパの人は「時間外は働かない」が基本で、「え、なんで残ってるの?」って逆に心配される。
逆に、日本人の「遅刻にめっちゃ厳しい」文化にびっくりされることもあって、「始業前の5分遅れで怒られるなんて信じられない!」って言われた時は笑っちゃいました。
- こだわりとプロ意識のギャップ
中国やシンガポールの人は、学歴高いと「雑務はやりたくない」って態度がモロに出る。でも、専門的な仕事になるとスイッチが入って、プロ意識全開で完璧に仕上げてくる。
ある中国人の同僚が「コピー取りなんて俺の仕事じゃない」って文句言いつつ、翻訳のクオリティは神レベルで、「お前、すげえな…」って感動したことがあります。
- 体臭と食文化の衝撃
インド人と働いてると、スパイスの香りが漂ってくる。最初は「うわっ」って思ったけど、彼らが毎日カレー食べてるの見てると、「これが生き方なんだな」って愛着が湧いてくる。
韓国人はキムチでニンニク臭がすごいけど、近くで話してると「まあ、これも個性か」って慣れちゃう。食文化って、その人のアイデンティティなんだなって実感します。
こういう違いに最初は戸惑うけど、「そういうもんか」って受け入れると、ストレスが減って仕事が楽しくなるんです。
外国人と働く時の心理的ハードルと乗り越え方
正直、外国人と働くって最初は怖いですよね。「ちゃんと通じるかな」「怒らせたらどうしよう」って不安になる。私も初めて海外チームとミーティングした時は、心臓バクバクでした。でも、やってみて気づいたのは、相手も同じ人間で、完璧を求めてないってこと。
- ハードル1:ミスを恐れる
解決策は「ミスしても笑いものにする」。英語で間違えた時、「Oops, my bad!」って笑顔で言えば、相手も「No worries!」って許してくれる。完璧じゃなくていいんです。
- ハードル2:文化の違いにイライラ
締め切り守らない人にイラっとしたら、「まあ、彼らのペースだな」って一呼吸置く。相手を変えるより、自分が柔軟になるほうが早い。
- ハードル3:距離感がわからない
最初はよそよそしくても、相手の言葉を一つ覚えて使ってみると、グッと近づける。現場で何度も実証済みです。
外国人と働くための5つのコツ
現場で学んだことをベースに、あなたがすぐ使えるコツを5つ!
- 相手の文化を軽くリサーチ
インドのシク教徒がターバンを巻く理由とか、韓国のキムチ愛とか、5分ググるだけで会話のネタになるし、相手も「興味持ってくれてる!」って喜ぶ。
- 期待しすぎない
「日本みたいに動いてくれるはず」は捨てて、「どうやったら進むか」を考える。柔軟さがカギ。
- 言葉で歩み寄る
「こんにちは」だけでも相手の言語で言ってみる。笑顔とセットで最強です。
- ユーモアを忘れない
ミスった時や行き違いがあった時、「まあ、こんな日もあるよね」って笑えると、チームの空気が和む。
- 自分のペースを守る
相手に合わせすぎて疲れないよう、自分のリズムも大事に。バランスが肝心です。
レアなだけど沼にはまった言語
ずばり、マルタ語です。
マルタの公用語であるマルタ語は、アラビア語(特に北アフリカのマグリブ方言)に起源を持ち、右から左に書かれるアラビア文字とは異なり、ラテン文字で表記されますが、その語彙や文法にはアラビア語の強い影響が見られます。マルタは地中海に位置し、ヨーロッパ連合の加盟国です。アラビア語そのものを公用語とする国はヨーロッパには存在しませんが、マルタ語がその特徴に最も近いと言えるでしょう。
ラテン文字にĠ、Ħ、Żみたいな記号っぽいのが混ざってて、初めて見ると「何これ?」ってなるかも(笑)。でもそのゴツゴツした感じが逆に個性的で可愛く見えたりしない?
例えば ĠとかĦって、神社の鳥居みたいに上に横棒が乗ってる感じが確かに可愛いよね。Żの点々もちょっとおしゃれで、文字自体が小さなアートっぽい。鳥居感あると思う!「Ħi」なんて見ると、ミニ鳥居が並んでるみたいでほっこりするね。マルタ語、見た目の遊び心が意外と愛らしい。
多言語の深さと日本語への愛
多言語に触れるのって、最初は「うわ、頭パンクする!」ってなるけど、慣れるとやめられない魅力があります。
インドの「ナマステ」は穏やかで、ドイツの「ダンケ」は力強い。言葉一つでその国の空気を感じられるんです。
でも、やっぱり日本語が一番好き。
「お疲れ様です」って一言に、労いと仲間意識が詰まってる。外国語にはない深さですよね。ただ、グローバルな仕事だと、その繊細さが「自信なさげ」に見えちゃうこともあるから、「Thanks for your hard work!」くらいシンプルに言い換えるのがコツ。
日本語の美しさを味わいつつ、場面で使い分けるのが私のスタイルです。
最後に:違いを楽しむ心が未来を変える
外国人と働くのって、最初は「無理かも」って思うかもしれない。でも、やってみると視野が広がって、自分が成長してる実感がすごい。
多言語に挑戦するのも楽しいし、日本語の良さを再発見するきっかけにもなる。
現場で何度も感じたのは、違いってストレスじゃなくて、楽しむものなんだなってこと。あなたがこれからどんな人と働くのかわからないけど、きっと素晴らしい経験になりますよ。
肩の力抜いて、楽しんでくださいね。応援してます!





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