社内政治を味方に:リーダーシップはリーダーじゃなくても必要な意識

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生き残り方

私は最近、社内政治が上手い上司を観察しています。その人の日々の行動や発言、上司との交流をじっくり見て、学ぶことが多いです。
なぜなら、上司の上司に信頼されれば、自分のポジションが合理的になり、仕事がスムーズになるから。
最初は「社内政治なんて面倒くさい」と思っていた私。でも、これって実は、リーダーシップを磨く絶好のチャンスであり、人生を豊かにするスキルなんだと気づきました。

よく聞く「日本企業は社内政治や好き嫌いで決まるから嫌だ」という意見。


確かにそういう面はあるけど、完全に間違いだと感じます。
米国企業だって、重要なポジションに就くには政治的スキルが必須。
外資で「そんなものないよ」と言う人は、単純作業のコマとして見られているだけかもしれません。むしろ、私は必要な立場を目指したい。だからこそ、社内政治を軽視せず、日々の行動や発言を変えることから始めようと思うんです。

リーダーシップは役職じゃない、意識だ

社内政治が上手い人って、どんな人でしょう?
観察力があり、感情をコントロールでき、人脈を築くのが得意。そして、会社に「利用される」のではなく「利用する」視点を持っています。
例えば、私の上司は会議でさりげなく自分の成果をアピールしつつ、チームの成功を強調する。感情的にならず、タイミングを見極めて提案を出す。
これって、リーダーシップそのものですよね。

大事なのは、リーダーシップが「リーダー」と呼ばれる人にだけ必要なものじゃないってこと。

平社員でも、子育て中の親でも、政治に興味がある人でも、日々の生活で発揮できる意識なんです。たとえば:

方向を示す: 職場で「このレポートが顧客の信頼に繋がるよね」と言う。
家では子供に「この宿題、未来の夢にどう役立つと思う?」と聞いてみる。

声をかける: 同僚に「今週のプレゼン、準備どう?」と気遣う。
地域の集まりで「何か私にできることありますか?」と提案する。

冷静さを保つ: 上司にムカついたとき深呼吸して「この人は何を求めてるんだろう」と考える。
子供が駄々をこねたら「気持ちを落ち着けて話そう」と寄り添う。

簡単そうに見えて、続けるのは難しい。
でも、1日1回意識するだけで、あなたの周りが変わり始めます。私も実践中です。

社内政治を味方に変える小さな行動

社内政治って、実はリーダーシップを鍛える場なんです。
上司や同僚との関係を戦略的に築くことで、自分の影響力を高められる。たとえば:

上司を補佐: 上司が資料作成に追われてるとき、「私がグラフをまとめますよ」と手を挙げる。
会議後に「助かった」と言われれば、自分の株が上がる。

チームを巻き込む: 「〇〇さんのデータ分析と私のアイデアを合わせませんか?」と提案し、みんなで成果を出す。
PTAの企画で「誰か一緒に飾り付けやりませんか?」と仲間を募るのも同じ。

情報を活用: 社内の新プロジェクトの噂を聞いて「こういう方向なら私も貢献できる」と早めに動く。
町内会の噂から「ゴミ拾いイベントを提案しようかな」と一歩踏み出す。

ただし、気をつけたいのは、なんでも引き受けすぎて給料に見合わない「いい人」にならないこと。


目的は自分が豊かになることです。
たとえば、
上司の雑用を全部引き受けたら時間もエネルギーも奪われるだけ。自分が成長できる仕事や、評価に繋がるタスクを選んで動くのが大事。
私が目指すのは、会社を「利用する」視点。昇進やスキルアップのために、社内政治を活用する。
でも、それは自分だけのためじゃない。職場を良くして、人生を豊かにし、結果的に社会に貢献したい
からです。

子育てや政治を動かす人間を観る目を養うにも活きるスキル

社内政治を上手くやりこなすスキルが、なぜ人生を豊かにするのか。
子育て中の人なら、たとえば子供が友達とケンカしたとき「どっちの言い分も聞いてみよう」と冷静に仲裁する力がつく。
夕飯のメニューで揉めたら「みんなの好きなものを少しずつ出そう」と調整するのも、職場での調和と同じ。
政治に興味がある人なら、たとえば地域の公園整備の会議で「住民の声をまとめて市に届けませんか?」と提案する力に繋がる。
SNSで賛同を集めるために「この問題、みんなで解決できるよね」と呼びかけるのも、社内での人脈作りと通じます。
自分が豊かになる視点で考えると、子育てなら「子供との時間を増やすために効率よく働く」、政治なら「地域を変える実績を自分のキャリアに活かす」といった発想が生まれる。

でも~なんでも引き受けるんじゃなく、自分の目標に繋がる行動を選ぶことで、人生が充実するんです。

職場が変われば人生が変わり、社会が変わる

私が思うに、これからの時代、組織や社会はピラミッドみたいな三角形じゃなく、丸い形に変わっていく気がします。
上から下への命令じゃなく、みんなが対等に意見を出し合い、協力するフラットな構造。
そこでは、社内政治のスキルが「支配」じゃなく「調和」を生む力になる。
たとえば、
職場で協力すれば残業が減り、家族との時間が取れる。
感情的な衝突が減ればストレスが減り、子供に笑顔で接せる。
意思決定が公正になれば、町内会でも「この人なら任せられる」と信頼が広がる。

でも、豊かさを忘れないでください。たとえば、
今日から上司に「この仕事、効率上げるにはどうしたらいいですか?」と聞いて、自分のスキルを磨く。
家ではパートナーに「今週の予定、どう調整する?」と相談し、家事の負担を減らす。
政治に興味があれば、地元の議員に「給料から税金が搾取されるんだけど、まともな頭の人間なら、透明性がない財務省や政治家に不信感を抱いても当然のこと。どう改善できますか?」と質問して、地域での影響力を高める。そこから始まる変化が、きっと大きいはず。

私も、社内政治を味方に変えて、自分のキャリアを築きつつ、周りを良くしていきたい。あなたも一緒に、行動や発言を変えることから始めてみませんか?
リーダーシップは、誰でも今すぐ発揮できる意識なんですから。

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